出版社内容情報
先日亡くなった江戸落語の大名人 小三治を偲ぶ追悼特集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はかせ
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家元も矢来町でもなかった追悼特集号。ちょっと厭きる部分もあったが近年の師をさまざまな視点で捉えておもしろい。句会の模様など興味深い。2022/02/14
merci
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☆☆☆同世代の志ん朝、談志が早くなくなり、落語協会会長になったのは幸運であり、不幸であったという論評は妙に納得してしまった。確かに本流より脇道が師匠には合う。2022/02/17
justdon'taskmewhatitwas
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「噺家のしゃべることを聞いて、聞き手が自分の体験の中から何を呼び起こすかっていう、そういうのが、落語ってものです」。自分としてはこれを"読書"に置き換えてもいい。「作者の書いた文章を読んで」、(表向きは)静かな時間が過ぎる。…老境である。2022/01/30