感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akira
38
森博嗣特集号。 想像していたよりもかなり多いボリュームで、クオリティも高い。ネタばれ要素もあるので、シリーズ物をひと通り読んでいる人向け。清涼院先生やよしもと先生による記事も、本特集の本気度が伺える。 なんといっても、冒頭の森先生へのインタビューが良い。ここまで丁寧に答えられているものは、なかった気がした。そして、また新たに垣間見える先生の思考の片鱗。やはりこの人は、次元が違う。 「少なくとも僕は、言葉で思考しているわけではないので、思考するものは、言葉の数十倍はあると感覚的に捉えています」 2014/11/07
佐島楓
33
多方面から森作品を批評していて、とても面白かった。「すべF」の登場は出版当時からすればたいていの読者にとって衝撃だったようです。なぜこのタイミングでドラマ化したのでしょうか(イメージが破壊されるのを恐れて観ていませんが)。2014/12/20
1.3manen
29
森先生曰く、ノーベル賞を獲ったからといって、研究の価値が増すわけではなく、商業的価値のみ増すという(51頁)。威信価値というやつか。先生が再三再四読する本はないが、電子辞書を読書中に引くことがある。年間200冊読み、よんだら捨てるが、小説は1%。雑誌は300冊買うが捨てない(54頁下段)。渡邉大輔先生によると、可塑性とは、静的な構造化を拒否する一方、絶えず複数の変形作用の動的過程を意味する(141頁)。飯田氏によると、本を読むことは自分のためになり、情報や意見による耳を傾けるべきという(194頁上段)。 2014/12/02
coco夏ko10角
25
ムック本。特集「森博嗣」なのでずっと気になってたけど、この前G・Xシリーズの最新刊発売時期にショックを受けてそれを埋めるためにやっとこさ購入。ボリュームも濃さも期待以上で満足。インタビューはもちろん、池田純一さんの『自在なヒトを創作する』が特に良かった。 中原中也が好きなので特別掲載『中原中也詩英訳』も楽しく読んだ。2015/01/13
Mzo
22
森博嗣特集。森作品が大好きでも、作品群や著者本人の思考についての論考をここまでまとめて読むと、さすがにお腹一杯な感じが(苦笑) それにしても森さんはぶれないですね。以前はひねくれた人だと思っていましたが、最近は実はとても素直な人なんだと思うようになりました。そして森さんの優れた点の一つは、世界の近未来像を洞察し作品上に投影していることでしょう。その意味で今回のドラマ化は完全にタイミングを失しているのではないか。20年近く前にこれを書いた、という凄みがテレビ視聴者に全く伝わっていないのが残念。2014/11/04
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