出版社内容情報
世界史の流れを3つの視点から読み解く
●「経済」「戦争」「宗教」の観点から世界史を読む!
●120の重大出来事を「つながり」で解説
●学びなおし需要に応える1冊
内容説明
「なぜ起きた?」「その後、どうなった?」世界史の重大な出来事を“つながり”で解説!経済、戦争、宗教を相互的に読み解くクロニクル(新視点年代記)!
目次
1章 古代(前26世紀 クフ王のピラミッド建造;前1750年頃 ハンムラビ法典 ほか)
2章 中世(555年 東ゴート王国の滅亡;589年 隋の中国統一 ほか)
3章 近世(1488年 喜望峰到達;1492年 グラナダ陥落 ほか)
4章 近代(1711年 地丁銀制;1756年 七年戦争 ほか)
5章 現代(1929年 世界恐慌;1930年代 ブロック経済 ほか)
著者等紹介
飯田育浩[イイダヤスヒロ]
1972年、広島県生まれ。歴史関係の書籍を編集・制作する編集プロダクション浩然社代表。早稲田大学教育学部地理歴史専修卒業後、歴史、地理、文化、自然科学、絵本などの幅広い分野の書籍の編集・執筆に携わり、2014年に浩然社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アキ
86
世界中の人々は約20万年前にアフリカを出たホモ・サピエンスの末裔であり、宗教や民族や国家が違っても動物としては同じ一種のはずなのに、なぜ格差や差別があるのか?紀元前1750年頃に古代メソポタミアで世界初の貨幣が使われ、金や銀で交易をして経済的に優位な王国が戦争によって領土を支配し、その言語も普及する。紀元前500年頃旧約聖書が成立し、紀元前6世紀頃ブッダが仏教を開き、孔子が論語を著す。中国、イスラム、ヨーロッパ、アメリカの歴史を経済・戦争・宗教という視点で見返すことにより現在の世界の理解がもっと深まる。2021/06/05
はる坊
22
①時代の流れを総復習②戦争、経済、宗教③今の世界歩みを学ぶ系④1日数ページ、ひと月ほどかけて読了。古代から現代にかかる世界史の重要な出来事を戦争・経済・宗教の観点から説いた『世界史図鑑』。当然知ってることも多いが、人に説明するのにはちょうどいい量でまとめられており、タイトルに『教養』とつくだけあると思った。人物の小ネタや名言もあり、読む者を飽きさせないように地図や写真、絵画なども充実している。世界史を学び直したい人にはうってつけだと思う。2020/03/22
b☆h
9
学生時代、歴史が大の苦手であまり知識がなく、今になって少しでも知っておこうと借りてみた。カラーで見やすく、結構楽しめた。歴史を知ることで、時代小説ももっと身近に感じられるんじゃないかなと思う。一気に覚えられるはずもないから、手元に一冊置いておきたい。2021/08/10
スプリント
7
歴史を勉強しなおすには最適な内容でした。 各テーマについて俯瞰的に歴史を知ることができます。2020/01/26
かなた
6
ハンムラビ法典は前1750年頃にメソポタミアで繁栄した古バビロニア王国のもの。くさび形文字が刻まれている。/前1000年イスラエル王国2代目の王がダビデ、3代目がソロモン。旧約聖書(タナハ)の内容は天地創造、楽園追放、ノアの方舟など。/ヴェニスの商人はユダヤ人の高利貸しのイメージを伝える。/中国の元が世界で初めて紙幣を通貨として本格的に流通させる。/百年戦争でフランスを勝利に導いたジャンヌダルクは魔女裁判で火刑にされる。/マルタ島のヨハネ騎士団。/エリザベス女王が海賊ドレークを合法化。アルマダ海戦を勝利。2024/06/17
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