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内容説明
海沿いにある町、鏡凪町。この町は人知れず、変化をしている。ある日…家の表札が逆さまになっている、お地蔵様の頭が上下逆になっている、右利きの友だちが左利きになっている―。そして今日もなにかが、昨日と違っている。ぼくらの町は少しずつ、ぼくらの町ではなくなっているんだ。
著者等紹介
黒史郎[クロシロウ]
「夜は一緒に散歩しよ」で第一回「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞
狐塚冬里[コズカトウリ]
著書に『きみを殺すための5つのテスト』がある。その他ノベライズを手がける
竹林七草[タケバヤシナナクサ]
1976年生まれ。『猫にはなれないご職業』にて作家デビュー
鳥村居子[トリムライコ]
『雑魚神様』で小説家デビュー
針谷卓史[ハリヤタクシ]
1977年生まれ。「針谷の小説」で第十三回三田文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梨愛
6
コミックから始まる不思議な世界。鏡凪町という街の中で起こる都市伝説のような奇妙な話のオムニバス。小学生の頃こういう感じあったよな…って懐かしく思った。禁忌を覗き見たくなる衝動に逆らえず怖い思いをしてしまう…都市伝説は伝説だから面白いのであって、体験するものじゃない。2019/05/21
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
5
知らぬまに、あらゆるものが逆さになっている鏡凪町。それは、地蔵の首だったり看板だったりと一貫性はない。少しずつではあるが、鏡凪町は変化し続けている。その昔、御神体の鏡が割れてしまったその日から……。 *** 昨日読み終えたシリーズ「世にも奇妙なストーリー」の第二弾。今回は前回の百壁町から舞台を移し、海辺にたたずむ鏡凪町。この町には鏡をご神体として祀っている神社がいくつか存在していた。その神社には邪なものをうつし浄化する鏡や、良くないものを跳ね返す力のある鏡などが2021/01/11
霧香
3
○ 海の街のストーリーのせいか、クリーチャー多めな気がする。サカサの呪い(?)はほったらかしなのか?2019/09/09
cuzco
2
自分的評価:4 児童書になるのかな?奇妙な街の話し。最後が団円なのが腑に落ちない。2018/03/15
rika.okuya
0
まさか、逆さま。2021/02/07