出版社内容情報
家族(親や配偶者)の認知症と疑われる、または診断された人が直面する問題をわかりやすく解説。基礎知識、ケアの方法、ケース別アドバイス、医療・福祉の利用からメンタル面まで、ホンネと現実に向き合う本です。監修は東大医学部付属病院の亀山祐美氏です。
内容説明
大切な家族に寄り添い「悩みの解決」をサポートする1冊です。ケース別困ったときの対処法を紹介。
目次
1章 認知症とはどんな病気か(認知症かもしれないと思ったら;認知症の人のなかで起きていること ほか)
2章 認知症ケアを行うための8つの心得(“メンタル”認知症の症状をしっかり理解しましょう;“メンタル”病気だと割り切る気持ちを持ちましょう ほか)
3章 ケース別困ったときの対処法(介護認定の調査を拒否するので公的なサービスが受けられません;デイサービスやヘルパーの訪問介護をいやがります ほか)
4章 在宅ケアに必要な10の暮らしの工夫(日にちや時間をわかりやすくする;必要な物を整理して探し物を減らす ほか)
5章 医療と福祉サービスの受け方(病院への受診から認知症診断まで;進行や症状を穏やかにする薬物治療 ほか)
著者等紹介
亀山祐美[カメヤマユミ]
東京大学医学部附属病院・老年病科助教。医学博士。1998年に東京女子医科大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学神経内科研修生を経て、東京大学大学院医学系研究科・加齢医学卒業。認知症、老年医学、介護うつ、更年期障害を専門とし、日本老年医学会、日本認知症学会、日本老年精神医学会、日本抗加齢医学会などの専門医を務める。2003年より東大病院老年病科で物忘れ外来を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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