内容説明
色のしくみ、配色のルール、色がもつ心理的効果など、色のパワーを最大限に引き出す使い方が満載。
目次
1 色の基礎知識(色の構造;色の表し方 ほか)
2 配色のルール(配色の考え方;色相を基準にした配色 ほか)
3 色の効果(色の心理的効果;色の視覚効果 ほか)
4 色のイメージ(単色のイメージ;イメージを表現する配色 ほか)
5 生活空間と色(ファッションの色;プロダクトの色 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
76
色の勉強をしたくなって本書を読む。色についての基本的なことが網羅されていて分かりやすい。色って、こんなに色々あって、色んな見え方がするんだな。学術的な表現が多い本の中で、日本の色の名前が出ているところはなんだか詩的な感じがした。日本人の自然との向き合い方や美意識って魅力的だと思う。2022/01/31
akira
22
Kindleにて。 最近ラフやワイヤーフレームを作る機会も増えてきたのであらためて学習。なんとなく聞いていた概念がわかりやすく説明されていた。やはりデザインやファッションの半分くらいは理論だなと。 少しずつ実践にも取り入れたい。2017/12/11
ミエル
21
時々読むと忘れていた事を思い出す類の本。初めて読むには言葉が足りない部分もあるような気はするけど、エントリーには良いかな。しかしいつも納得できないカラーパターンの名称。モダンはモダンじゃないしだか、エスニックはどこの地域のイメージわからないし。本書だけじゃないけど、こういう主観と観念だらけのテキストっていつも不思議。色のイメージって時流で変わるのにね。2020/01/09
ちくわ
16
資格試験の一環で…と言いたいが、実際はPrime Readingで読みたい本が絶滅の危機に瀕して仕方無しにである。ただこのように前のめりで無い方が、意外と良い知見を得たりする。 感想…こりゃ一大学問分野だな。① 色の基礎知識 と ② 配色のルール を眺めるだけで楽しめた。 余談だが色=個性の印象がある。誰しも好みの色を持っているだろう。概ねその人を表すイメージカラーと好きな色は似ているものだが…自分は違う。皆から赤が好きでしょ?と言われるが好きな色は青だ。オレは思考と行動が乖離した人間なのだろうか?(笑)2024/04/23
咖哩麺。
10
今後情報技術やコンテンツ、あるいは地球環境問題、地域美化などが盛んになるにつれて、私たちのデザインを考察し支える基礎学問である色彩学の需要が高まると考えられます。2022/08/04