内容説明
華麗な聖女と妖艶怪奇な闇の美女!美貌に潜む真の姿を徹底解説。
目次
天空と星の女神
人類創造の女神
大地と豊穣の女神
戦う女神
冥界と闇の女神
海と水の女神
天女と聖女
神話のヒロイン
恐ろしき鬼女
著者等紹介
金光仁三郎[カネミツジンサブロウ]
1941年生まれ。東京大学文学部仏文科修士課程修了。中央大学教授。専門はフランス文学、比較神話学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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兵士O
8
この本は、僕が創作で書いているストーリーの関連で、北欧神話の「ノルン」の項だけを部分的に読みました。「ノルナゲスト(ノルンの客の意)」の逸話が面白かったです。運命の三姉妹に祝福を受けるはずだった金持ちの子供が、気を悪くした三姉妹の末妹に蝋燭が消えるまでの命だと呪いを受け、その蝋燭をしまい込み、不老不死になります。そして、吟遊詩人となり、各地の英雄を渡り歩くのですが、最後に仕えた王がキリスト教徒で、改宗を迫られ、蝋燭に火を灯して、北欧の神々に殉じて死んだということです。キリスト教に埋もれた異教の話ですよね。2020/09/23
エリオちゃん
2
元ネタを知りたかったら原典を読んだ方がいいかも。 情報が少ない。2019/07/26
MNK2
1
時間つぶしにはなる。2016/07/11
宵子
1
世界の女神などの神的/魔的な女性について特集したもの。 この本のよいところは、監修が専門家であり、特にスラヴ地域やオリエント、インド・イラン語地域などの地域のものも触れているところである。ナウシカの元ネタとかも上がっているし。2008/07/07
樹999
1
暇つぶしにはなった。図書館。2010/09/19