内容説明
この本では、日本でこれまで読み継がれてきた名作、名歌のなかから、「元気になる」をテーマに３９作品を選びました。すでに読んだことがあり、懐かしく感じる作品や、作者だけ知っている作品、まったく初めて出会う作品、人によってさまざまだと思いますが、さらにこれらを「励まされて」「童心・青春時代に戻って」「涙を流して」「癒されて」と、四つの元気の素に分けて紹介しています。
目次
第１章 励まされて元気になる（走れメロス（太宰治）
生れ出ずる悩み（有島武郎）
雨ニモマケズ（宮沢賢治） ほか）
第２章 童心・青春時代に戻って元気になる（雨傘（川端康成）
次郎物語（下村湖人）銀河鉄道の夜（宮沢賢治） ほか）
第３章 涙を流して元気になる（山椒大夫（森鴎外）
小さき者へ（有島武郎）
恩讐の彼方に（菊池寛） ほか）
第４章 癒されて元気になる（蜜柑（芥川龍之介）
良寛の歌・句より（良寛）
種田山頭火の句より（種田山頭火） ほか）
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