内容説明
本書は、基本をすでに身につけている人がさらなるレベルアップを図るにはどうしたらよいのか、といった素朴な疑問に答えるべく企画された技術上達、向上のために書かれた本である。さらに、その技術を生かしていかに試合で戦うか、監督・コーチは選手にどんなプレーを求め、何を考えながらゲームを戦おうとしているのか、その戦略を攻撃編、守備編とに分けてくわしく解説した。
目次
第1章 技術と練習/打撃編
第2章 技術と練習/走塁編
第3章 技術と練習/投手編
第4章 技術と練習/捕手・守備編
第5章 技術と練習/内野手・外野手編
第6章 戦術と戦略/攻撃編
第7章 戦術と戦略/守備編
第8章 理論と実践/パワーアップトレーニング
著者等紹介
林裕幸[ハヤシヒロユキ]
1955年生まれ。佐賀県出身。東海大相模高校~東海大学を経て、1978年に日本石油(現・日石三菱)入社。学生、社会人を通じて遊撃手として活躍。大学時代には、首都大学リーグベストナインに4度、1977年には最高殊勲選手に選ばれる。日本石油入社後は、選手として1982年に全国社会人野球大会ベストナイン、コーチとして1986年の都市対抗野球大会で優勝。1988年11月、日本石油野球部監督に就任。以後、1993年11月まで指揮をとる。その間、1991年、スポニチ大会優勝、日本選手権大会優勝、アマチュア王座決定戦優勝。1993年、都市対抗野球大会優勝。2000年にはシドニーオリンピック全日本野球チームのコーチとして、オリンピック出場。同年8月から日石三菱野球部監督に再任し、現在にいたる
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