内容説明
15年前の夏に失踪した少年が、ある予言者によって奇跡的に発見された!ミステリー作家の吉本紀子は週刊誌の依頼を受け、石川県の小さな町で起きたこの不思議な事件を取材することになったが、彼女が能登へ旅立った目的は別にあった。それは、数年前に突如として文壇から姿を消した先輩作家の消息を訪ねて古都金沢を探索することだった。二つの蒸発事件と連続する殺人の謎を追う推理紀行。
著者等紹介
石川真介[イシカワシンスケ]
1953年福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒業。現在、トヨタ自動車(株)の海外生産部門で活躍中。1991年処女長編「不連続線」(光文社文庫刊)で、本格ミステリー作家の登竜門として知られる第二回鮎川哲也賞を受賞。社会性をベースに、斬新な動機、意外な犯人、アリバイ崩しの妙、そして女性の数奇な運命を織り込んだ本格ミステリーを期待できる俊英。福井県ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。愛知県豊田市五ヶ丘在住
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