内容説明
ストレスフルな毎日にうんざり…。でも、やるしかない…。消耗し、疲れ果て、感情が枯渇し、衰弱していく「バーンアウト」状態。苦痛を抑圧してひたすら頑張れば、バーンアウトはさらに悪化することに!本書で紹介する21のセルフ・コンパッション・ツールは、ストレスや苦痛を軽減して心身を回復させ、内面の強さを引き出し、幸福で生き生きとした人生を取り戻すのに役立つ。バーンアウトの予防にもおすすめの実践書。疲れている全ての方へ。
目次
コップが空っぽになったら なぜバーンアウトが起きて、そしてどうなるのか
使い切った自分を補う バーンアウトを克服するセルフ・コンパッションの方法
レジリエンス(回復力)のレシピ セルフ・コンパッションの材料
本当はそうじゃない セルフ・コンパッションへの疑念
身体は知っている ストレスとケアの生理学
温かく会話する 柔らかに受けいれること
セルフ・コンパッションがダメだと感じたら バックドラフトに取り組む
どうやって物事をとらえるか マインドフルに気づく
抵抗しても無駄だ バーンアウトと闘うことがいかに心身を悪化させるか
嵐に向き合う バーンアウトのつらい感情とともに
自分を消耗させない 共感疲労を軽減する
良いことがあまり起こらないときに 完全主義というワナにはまらない
なぜ自分を激しく責めるのか 内なる批判者を理解する
難しい問題をどうにかする 強いセルフ・コンパッションで行動を起こす
境界となる一線を引く NOの伝え方を知る
私たちに向けて生み出す 自分には何が必要か?
意味を見つめ直す 私の軸となる価値観とは?
内なる賢いコーチとなる セルフ・コンパッションのある動機づけ
良い気分ではなく良き思いを ラビング・カインドネスを育む
ささやかな楽しみ 物事を味わう
自分の強みを知る セルフ・アプリシエーション(自分の真価を認める)の実践
前に進む メチャクチャになってもコンパッションで接する
著者等紹介
ネフ,クリスティン[ネフ,クリスティン] [Neff,Kristin]
PhD。テキサス大学オースティン校の教育心理学准教授であり、セルフ・コンパッション研究の先駆者である。世界中で最も影響力のある心理学研究者の一人として認められている。クリストファー・ガーマーとともに、実証的に裏づけられたマインドフル・セルフ・コンパッション・プログラムを開発し、マインドフル・セルフ・コンパッション・センターを設立した
ガーマー,クリストファー[ガーマー,クリストファー] [Germer,Christopher]
PhD。臨床心理学者で、ハーバード・メディカル・スクールの精神医学講師(非常勤)。国際的に講演やワークショップを行い、マサチューセッツ州で小規模の心理療法を実践している
富田拓郎[トミタタクロウ]
中央大学文学部心理学専攻 教授。博士(人間科学)、臨床心理士、公認心理師。1997年早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程満期退学。国立精神・神経センター精神保健研究所社会精神保健部流動研究員および特別研究員、同司法精神医学研究部研究員、東京都スクールカウンセラー、関西大学准教授、同教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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