目次
第1章 一般病院で行うアディクション治療:100点を目指さず1点を
第2章 アディクション治療の変遷
第3章 当院での治療の必要性
第4章 入院患者用プログラム作成
第5章 入院プログラムを開始して
第6章 開始後の紆余曲折
第7章 専門外来開始
第8章 外来でSMARPP開始
第9章 アディクション治療を始めて
第10章 Q&A集:アディクション治療の「?」に答えます!
著者等紹介
常岡俊昭[ツネオカトシアキ]
1979年、神奈川県生まれ。2004年に昭和大学医学部を卒業後、同大学医学部精神医学講座に入局。2009年より昭和大学附属烏山病院に勤務。2010年より、同講座助教。2015年に医局を抜けてバックパッカーとして、東欧・南米・アジアなどを放浪。2016年に帰国し、同講座講師、亜急性期病棟病棟長。2017年よりスーパー救急病棟病棟長、2018年より慢性期病棟病棟長を務め、現在に至る。専門は、薬物依存・ギャンブル依存・アルコール依存など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かさい
1
アディクション治療における昭和大学烏山病院でのプログラム導入や専門外来設置にいたるあれこれを責任者の常岡先生が書かれた1冊。 結局突き詰めるとケースバイケースという話になりやすく、そうなるとなかなか敷居が高いなあという印象は相変わらずでした。 患者さんの「生きづらさ」には寄り添いたい一方で、「患者さんがやりたい放題やれるようにしてあげることは現実的ではないし治療でもない」というところが精神疾患全般における難しさだなと再認識しました。 あとどうでもいいけど海外放浪された年が年表と巻末で違ってましたね。2025/06/24