内容説明
幸せになるための学問のエッセンス。ポジティブ心理学とアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の専門家による「幸せをめざす」最先端の研究結果がここに!
目次
持続的幸福の基盤
マインドフルネスは気づきを拡張し、注意と感情の相互作用から意味を形成する
愛と人間としての条件
セルフ・コンパッションとACT
視点取得
コミットされた行為
ポジティブな介入:過去、現在、未来
人々をよりポジティブで理性的にすること:ポジティブ心理学的介入のマイナス面
マイクロカルチャー:文脈的ポジティブ心理学による介入
罪悪感を受容し恥を捨て去る:ハイリスクで様々なニーズをもつ個人の道徳感情に働きかけるためのポジティブ心理学的アプローチ
価値に沿い目的に導かれた行為を増やすために意味の科学を用いること
天分を育てる:心理学の根本的目的に対処するために関係フレーム理論を用いる
本物の会話
著者等紹介
カシュダン,トッド・B.[カシュダン,トッドB.] [Kashdan,Todd B.]
ジョージ・メイソン大学の意識と変容センターにおける心理学の准教授兼上級研究員。人生における意味と目的、幸福、マインドフルネス、ストレスや不安への対処法、社会的関係について、100本以上のピアレビュー論文を出版している。いくつかの書籍の著者であり、TEDxのスピーカーでもある。また、2013年アメリカ心理学会(APA)の「キャリア早期における心理学への貢献に対する傑出した科学賞」(APA Distinguished Scientific Award for Early Career Contribution to Psychology)を受賞している
チャロッキ,ジョセフ[チャロッキ,ジョセフ] [Ciarrochi,Joseph]
ウエスタン・シドニー大学教授。ウェルビーイングの分野で80以上の科学論文や数々の書籍を出版している。感情的知性(EQ)に関する彼の研究は、その分野で最も多く引用されているもののひとつ。現在、マインドフルネス、アクセプタンス、価値などの、ウェルビーイングと有効性に寄与するコアプロセスの研究をしている
小原圭司[コバラケイジ]
島根県立心と体の相談センター(精神保健福祉センター)所長。精神保健指定医、精神科専門医。1993年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院、虎の門病院、松沢病院、関東医療少年院などを経て、2012年より現職。2008年より日本精神神経学会の学会英文誌であるPsychiatry and Clinical NeurosciencesのManaging Editorも務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。