出版社内容情報
『不安や心配を克服するためのプログラム:患者さん用ワークブック』を使いこなしたい治療者のためのガイドブック。本書は,『不安や心配を克服するためのプログラム:患者さん用ワークブック』を使いこなしたい治療者のためのガイドブックです。
全般性不安障害(全般不安症)をもつ人やその傾向のある人のための,認知行動療法を使ったこの治療プログラムは,十数回のセッションに分けて提供され,個人でも少人数のグループでも行えるようにつくられています。患者さん用ワークブックの各章に沿って,治療のポイントなどが具体的にこまやかに解説されており,初学者でも十分使用可能な内容です。
リチャード・E・ジンバーグ[リチャード イー ジンバーグ]
著・文・その他
ミッシェル・G・クラスケ[ミッシェル ジー クラスケ]
著・文・その他
デイビッド・H・バーロウ[デイビッド エイチ バーロウ]
著・文・その他
伊豫 雅臣[イヨ マサオミ]
監修/翻訳
沖田 麻優子[オキタ マユコ]
翻訳
内容説明
全般性不安障害(全般不安症)をもつ人やその傾向のある人のための、認知行動療法を使った治療プログラムをより効果的に実践するための手引書。十数回のセッションで、個人でも少人数のグループでも行えるプログラム。患者さん用ワークブックに沿ってこまやかに解説。
目次
治療者がはじめに理解しておくとよいこと
不安と全般性不安障害(全般不安症:GAD)の本質
治療の概略と基本原則
全般性不安障害(全般不安症:GAD)とは
不安のモニタリング法を身につける
不安の持つ役割、機能
GADをもう少し詳しく知る
リラックスするための方法
不安を引き起こす思考をコントロールする(危険を過剰に予測する癖;最悪の事態を考えてしまう癖;恐れに向き合うということ)
恐れを乗り越え、行動する〔ほか〕
著者等紹介
ジンバーグ,リチャード・E.[ジンバーグ,リチャードE.] [Zinbarg,Richard E.]
ノースウェスタン大学心理学部の准教授であり、Patricia M.Nielsen Researchの主任、ノースウェスタン大学のFamily Instituteにおける不安とパニックの治療プログラムのディレクターを兼任している。雑誌Journal of Abnormal Psychologyの次期副編集長でもある
クラスケ,ミッシェル・G.[クラスケ,ミッシェルG.] [Craske,Michelle G.]
1985年ブリティッシュコロンビア大学で博士号を取得し、その後、不安障害(不安症)の領域において160以上の論文や書籍を出版。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の心理学、生物行動科学の教授であり、UCLA不安障害研究プログラムの責任者。アメリカ不安障害学会の科学委員会の役員でもある
バーロウ,デイビッド・H.[バーロウ,デイビッドH.] [Barlow,David H.]
ボストン大学の心理学および精神医学の教授。同大学の不安関連障害センターの設立者であり、名誉所長でもある。アメリカ専門心理学委員会認定の臨床心理の資格を持ち、個人開業の臨床心理士として臨床を続ける傍ら、Treatment That Workシリーズの編集長を務める
伊豫雅臣[イヨマサオミ]
千葉大学大学院医学研究院精神医学教授。精神科医。1958年、東京都生まれ。1984年、千葉大学医学部卒業。1884年、千葉大学医学部附属病院神経精神科研修医。1986年、国立精神・神経センター精神保健研究所薬物依存研究部薬物依存研究室室長。1997年、浜松医科大学精神神経医学講座助教授。2000年、千葉大学医学部精神医学講座教授。2001年より現職。専門は臨床精神薬理、認知行動療法、疼痛性障害、薬物依存など
沖田麻優子[オキタマユコ]
浜松医科大学医学部卒業。精神科医。医学博士。千葉大学医学部附属病院精神神経科にて後期研修後、渡米。ECFMG Certificate取得。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) Division of Adult Psychiatryの気分障害クリニック、不安障害クリニック、ウィメンズライフセンターにて臨床を学ぶ。千葉大学大学院精神医学博士課程修了。2017年より、あしたの風クリニックに勤務。専門は不安障害、認知行動療法、女性のメンタルヘルス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 新訳 道は開ける 角川文庫