出版社内容情報
自閉スペクトラム症をもつ人をどう支えるか? ライフステージに応じた支援のヒントが満載。本講義を収録したDVD付き。自閉スペクトラム症は、理解されにくい。わかりやすい言葉で特徴を言い表せる同じ発達障害でもあるADHDと比べて、分かりやすく表現することが難しい。本書はこの理解しづらい自閉スペクトラム症を、全く何も知らない初学者でも理解できるように解説する。
乳幼児期から成人期に至るまでの発達障害をもつ人と二十余年にわたってかかわり続けているという、類を見ないほど幅広い臨床経験を積んできた著者が、実際の経験に基づいた生きた知見とともに、すべてのライフステージをまたいだ自閉スペクトラム症の概観を伝える。また、付録のDVDは、豊富なスライドで分かりやすく、聴いて楽しい著者の講義場面を収録したものである。
本田 秀夫[ホンダ ヒデオ]
著・文・その他
内容説明
発達障害がテレビ報道など様々な領域で大きく注目!!生きづらさを抱える大人になった自閉スペクトラム症の人たち。その生活支援や就労支援は極めて重要な問題である。発達障害をもつ人と二十余年にわたりかかわり続けてきた著者が、自閉スペクトラム症について、そのすべてを分かりやすく解説する。
目次
自閉スペクトラム症とは?
自閉症から自閉スペクトラム症へ
社会生活で問題になること
自閉スペクトラム特有の感じ方、考え方
自閉スペクトラムの人にみられやすい「二次障害」
生来性の「変異」として理解できる自閉スペクトラム
支援の考え方:幼児期~思春期
こだわりへの対応
早期発見と家族の支援
集団生活における配慮
支援の考え方:青年期~成人期
「二次障害」が出てしまったら
就労・職業生活の支援
著者等紹介
本田秀夫[ホンダヒデオ]
1988年3月東京大学医学部医学科卒業。6月東京大学医学部附属病院精神神経科。1990年6月国立精神・神経センター武蔵病院精神科。1991年9月横浜市総合リハビリテーションセンター発達精神科。2009年4月横浜市総合リハビリテーションセンター発達支援担当部長兼横浜市西部地域療育センター長。2011年4月山梨県立こころの発達総合支援センター所長。2014年4月信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長・診療教授。日本自閉症協会理事、日本自閉症スペクトラム学会常任理事、日本児童青年精神医学会代議員、日本発達障害学会評議員、特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei
たらこ
hiyu
がりがり君
バーニング