- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 精神医学
- > 統合失調症および他の精神病理障害
出版社内容情報
統合失調症の主症状や困難な状況への認知行動療法(CBT)による対処法を、多くの症例とエクササイズでじっくり学べる入門書。
ダグラス・ターキングトン[ダグラス ターキングトン]
英国ニューキャッスル大学の心理社会精神医学教室の教授
菊池 安希子[キクチ アキコ]
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部室長。 博士(保健学)、臨床心理士、精神保健福祉士
1995年、東京大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程単位取得済み退学後、明治学院大学非常勤講師、国立精神・神経センター精神保健研究所流動研究員、東京大学保健センター助手を経て、2004年より国立精神・神経センター精神保健研究所司法精神医学研究部室長。2005年、マンチェスター大学臨床心理学科にて、ニコラス・タリア教授より精神病の認知行動療法を学ぶ。専門分野は司法心理療法、統合失調症の認知行動療法。
訳書:『統合失調症のための集団認知行動療法』(監訳、星和書店、2008)、『命令幻聴の認知行動療法』(監訳、星和書店、2010)、『精神病かな?と思ったときに読む本:認知行動療法リソース・ブック』(翻訳、星和書店、2012)など。
佐藤 美奈子[サトウ ミナコ]
翻訳家。英語の学習参考書、問題集を執筆。
1992年名古屋大学文学部文学科卒業。
訳書:『わかれからの再出発』(増補改訂第2版)『いやな気分よ、さようなら』『私は病気ではない』『みんなで学ぶアスペルガー症候群と高機能自閉症』『虹の架け橋』『食も心もマインドフルに』『家族のための摂食障害ガイドブック』『認知療法全技法ガイド』『境界性パーソナリティ障害最新ガイド』『BPD(=境界性パーソナリティ障害)をもつ子どもの親へのアドバイス』(いずれも共訳、星和書店)。
内容説明
認知行動療法(CBT)を使って苦悩を減らし、精神病(統合失調症)からリカバリーするために。精神病の渦中にいる状態から自分にとっての「ふつう(あたりまえ、正常)」を取り戻すための方法。症状をコントロールし、再発を防ぐためのテクニック/コーピングや、気づきのスキルを高めるための演習/家族や介護者が、精神病で苦しんでいる人に、どのように話しかけ、どのように手を差しのべたらいいかについての提案/精神保健の専門家が認知行動療法のテクニックを患者さんに紹介したいときに、リソースとして使うことのできる説明―が本書の中で分かりやすく説明されています。
目次
第1章 いったいどこから始めたらいいのでしょうか?(…こんなに問題が多くて、こんなに時間がないんです!)
第2章 正常って、何ですか?
第3章 パラノイアと異常な信念の理解
第4章 声
第5章 陰性症状を克服する
第6章 錠剤と注射剤
第7章 なぜ私なの?なぜ今なの?認知的視点から脆弱性を理解する
第8章 認知的アプローチを用いた、介護者の自助支援
第9章 体調を維持し、ぶり返しに対処する
著者等紹介
ターキングトン,ダグラス[ターキングトン,ダグラス] [Turkington,Douglas]
英国ニューキャッスルで活躍中の精神科医。ノーサンバーランド州Royal Victoria Infirmaryのリエゾン精神科サービス及びTyne and Wear NHS Trustと共同で研究している。ニューキャッスル大学の心理社会精神医学の教授でもある
菊池安希子[キクチアキコ]
博士(保健学)、臨床心理士、精神保健福祉士。1995年、東京大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程単位取得済み退学後、明治学院大学非常勤講師、関東労災病院精神科外来臨床心理技術者、国立精神・神経センター精神保健研究所流動研究員などとして勤務。2002年、東京大学保健センター助手。2004年より国立精神・神経センター精神保健研究所司法精神医学研究部室長。2005年、マンチェスター大学臨床心理学科にて、ニコラス・タリア教授より精神病の認知行動療法を学ぶ。現在、国立精神・神経医療研究センター精神精神保健研究所司法精神医学研究部室長(社会復帰研究部併任)
佐藤美奈子[サトウミナコ]
翻訳家。英語の学習参考書、問題集を執筆。1992年名古屋大学文学部文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 物権法 基本法学双書