感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rie
8
食行動が乱れてしまう人を、自己管理が出来ない、弱い人間と断じてしまうのではなく、そこに隠された感情を紐解こうとした本。これまで否定してきたもの(女性性など)の素晴らしさを再発見するためのメッセージを物語を通して優しく投げかけてくれる。〝摂食障害〟というタイトルは置いておいて、身近に子どもがいる大人たちにも是非読んでほしいと思う。が、人におススメするのは苦手なのでこの辺で…。ただ、本格的に問題を抱えている場合はメッセージを受け取るだけではなく、後半の地道なエクササイズ、根気強さが必要なんだろうと感じる。2018/06/17
ジュリ
3
物語がところどころに挟まれていて、隠喩を用いることですんなりと受け入れられた。2018/06/12
あきら
1
男性は〜女性は〜という書き方は引っかかった。が、食べ物のむちゃ食いは空腹なわけではなく感情の変化によって引き起こされる、周囲に否定されてきた結果自分ですら自身の感情を受け入れられなくなる、心の飢えを体の飢えのように感じて食べてしまう等はまさに自分だったので納得した。 思い返すと、内心を言えず健康的な発散方法もなくて周囲からのストレスが酷い時期が一番太っていた。痩せたり太ったりも助けてというメッセージを出してたのかもしれない。責められたので無駄だったが。2022/05/30