内容説明
統合失調症治療の専門医が語る「治療の極意」とは?患者さんが読んで学べる回復への道案内書。統合失調症からの回復をめざすあなたにできる15のポイント。
目次
1 患者さんに知っておいてほしい治療と日常生活の15のポイント(統合失調症は、今、乗り越えなければならない人生の壁でしょう。;統合失調症について無知であることは、患者さんの人生最大の不幸と言えるでしょう。;教育‐対処‐相談モデルで治療すれば、統合失調症は誰もが乗り越えられる壁となるでしょう。;統合失調症の急性期には、ご家族や専門家の判断を優先させ、自分の判断をひとまず停止する勇気を患者さんが持つことが必要になる場合があるでしょう。 ほか)
2 症例でポイントをチェックしましょう(病からの回復と自立に向けて、二歩前進一歩後退と焦らず着実に歩んでいる三十代の女性;患者心理教育を受けて、「否定されない世界へ行きたい」と言わなくなった二十代の女性;患者心理教育に参加したことが、安心して退院することへの保証になった三十代の男性;ご家族と主治医以外に信用し相談できる人を持てるようになったことが、回復へのステップアップにつながっている三十代の男性 ほか)
著者等紹介
渡部和成[ワタベカズシゲ]
1951年愛知県生まれ。1977年3月名古屋市立大学医学部卒業。同年4月愛知学院大学歯学部助手(大脳生理学)、1982年12月同講師。この間の1981年から1982年、アメリカ・カリフォルニア工科大学生物学部リサーチフェロー(神経生物学)。1987年4月八事病院(愛知県)精神科医師、1997年9月同副院長。2009年4月恩方病院副院長(東京都)。2012年4月北津島病院院長代行(愛知県)となり現在に至る。医学博士。専門は統合失調症治療(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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