出版社内容情報
弊社『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで』の続編。治療過程での多くの困難例への対応の仕方を収録。認知療法を行っている治療者には必携の実践的テキスト。
目次
第1章 治療中に生じる諸問題を同定する
第2章 困難事例を概念化する
第3章 パーソナリティ障害の患者との治療における困難
第4章 治療同盟を形成し、活用する
第5章 治療同盟に関わる問題:事例紹介
第6章 セラピストが患者に対して非機能的に反応してしまう場合
第7章 目標設定における困難
第8章 セッションの構造化における困難
第9章 問題解決とホームワークにおける困難
第10章 認知を同定するにあたっての困難
第11章 自動思考とそれに伴うイメージを修正するにあたっての困難
第12章 思い込みを修正するにあたっての困難
第13章 中核信念を修正するにあたっての困難
著者等紹介
ベック,ジュディス・S.[ベック,ジュディスS.][Beck,Judith S.]
フィラデルフィア郊外にあるベック認知療法研究所(Beck Institute for Cognitive Therapy and Research)という非営利組織の所長であり、ペンシルバニア大学の精神科部門における臨床心理学助教授でもある。ベック認知療法研究所における主要三部門、すなわち教育研修、臨床実践、研究活動を監督している。また、国立精神保健研究所(National Institute of Mental Health:MIMH)の調査研究部門におけるコンサルタントや、国内外での認知療法に関するさまざまなワークショップの講師を務めている。著書『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで』は、教科書として幅広く使われており、12カ国語で翻訳されている。さらに、認知療法に関するさまざまな書籍で多くの記事や章を執筆している。認知療法アカデミー(Academy of Cognitive Therapy)の現会長でもある
伊藤絵美[イトウエミ]
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士、臨床心理士、精神保健福祉士。現在、洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長
佐藤美奈子[サトウミナコ]
1992年名古屋大学文学部文学科卒業。翻訳家。英語の学習参考書、問題集を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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