内容説明
統合失調症を患う人のQOLを向上させるにあたっては、その家族が統合失調症について学ぶことが必要不可欠です。本書は、精神科医をはじめとする医療関係者が、家族を対象に教育活動を行なう際に考慮すべき点を、受講者の募集方法から、教材の使い方、授業の形式、その進め方、授業時間外の交流についてまで、詳しく、実践的に説明したものです。
目次
研究成果および理論的基礎(家族および統合失調症に関する研究;家族教育に関する研究;家族教育の原則 ほか)
構造とプロセスに関する考察(授業の形式と構造;受講者の募集と参加継続の促進;家族教育における講師の役割 ほか)
基礎コース教授のための要点と応用練習(統合失調症:脳の疾患;原因と経過;治療 ほか)