内容説明
従来のH‐T‐P描画法では家・木・人を別々の画用紙に描かせたのに対し、動的H‐T‐P描画法ではそれらを1枚に描かせ、動きを加えることを課題とする。本書はこの診断法の完全手引書である。基礎から応用、理論モデルから実際の解釈まで必要な知識は網羅している。この原著書の全訳に加えて、わが国における研究も詳しく紹介した必携マニュアル。
目次
第1部 動的H‐T‐P描画診断法(動的H‐T‐P描画の臨床的使用法;動的H‐T‐P描画法とマスローの発達モデル;描画像の重なり、距離、描画順序、大きさ;描画像の動き;描画像のスタイル;描画像にみられるシンボル;個人治療と家族治療における動的H‐T‐P描画の臨床的利用法;結論)
第2部 わが国における動的H‐T‐P描画法の研究(動的H‐T‐P描画の発達的研究;高齢者の動的H‐T‐P描画の特性に関する研究;事例研究)