内容説明
本書は、虚血性心疾患のリスクファクターとして注目されているタイプA行動パターンに関する日本で初めての学術書である。内容は、臨床、予防、リハビリテーション、看護、心理学等多方面にわたり、重要で興味深い項目を網羅している。内科医、精神科医、企業の安全衛生担当者、公衆衛生関係者など幅広い領域の専門家と実地担当の方々にとって必携の書。
目次
第1部 タイプA行動の発見と心臓病(現代のストレス人間像―タイプAの発見と特徴;ストレスをものさしで測る―タイプAの評価;タイプAは心臓発作を起こす―タイプAと病気の関係;死への暴走のメカニズム―タイプAから身体の危機へ;こうすれば突然死が防げる―タイプAの修正)
第2部 タイプA性格の意味と広がり(悲劇はとめどなく広がる―日常生活のタイプA;ストレス人間の誕生―タイプAの形成過程;無意識の世界を探る―無意識の世界から覗くタイプA;日本社会のストレス―日本と欧米のタイプA)