内容説明
高齢人口の急速な増加に伴って痴呆性障害者の発生率がますます高まる傾向にある。その対策として、今後、特に力を入れていかなければならいなのは在宅痴呆性障害者への訪問看護・介護である。本書は、その実践方法を保健婦、看護婦、福祉関係の職員、介護福祉士のために具体的でわかりやすく述べる。
目次
高齢化社会と保健福祉
痴呆障害者への訪問活動
家族への支援
痴呆とはどんな病気
介護の要点
介護の知恵と工夫
特徴的な症状への介護の知恵―精神症状・問題行動に対する介護の工夫
訪問相談で家族を支え続けるために―実践のための事例紹介
痴呆性障害者への施策の現状
地域医療・福祉サービスの問題点を考える〔ほか〕