内容説明
リフレーミングとは、意味を変えるために、その人がもっている枠組(フレーム)を変えることである。意味が変われば、その人の反応や行動も変わる。すなわち、問題とされ、否定的なものとされてきたことをその人のリソースに変えるための働きかけである。本書は、神経言語学的プログラミング(NLP)の方法に基づく心理臨床の実践書である。
目次
1 意識内容のリフレーミング(意味または状況を変えること)
2 部分と部分間の取り引き
3 新しい部分づくり
4 上級6段階リフレーミング
5 システムのリフレーミング(夫婦、家族、組織のリフレーミング)
6 分裂状態へのリフレーミング(アルコール中毒、麻薬常習、その他)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
41
NLPの創始者、R.バンドラーとJ.グリンダーが、講演した幾つかのワークショップやセミナーに基づいて編集・書籍化されたもの。起こってしまった出来事は変えることはできないが、それをどのように捉えるのかの枠組み(フレーム)を変えることによって、意味付けを変えることができるというNLPスキルの1つである『リフレーミング』について、かなり詳しく学ぶことができる良書と感じた。NLP初心者ではなく、プラクテショナー、マスター・プタクティショナー 向きか?2018/08/26
リョウ
3
天才心理学者リチャード・バンドラーが開発したリフレーミング。枠組みをかえることで、精神的な問題の意味づけをかえ、一瞬で治療してしまう。この本には、六段階リフレーミングについてのワークショップの記録がおさめられています。しかし専門的で難しいです。2010/01/01
kuma-kichi
0
なかなかの構成だが、これは、アンマッチです。2022/06/19