教養みらい選書<br> 「みんな」って誰?―災間と過疎をのびのび生きる

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教養みらい選書
「みんな」って誰?―災間と過疎をのびのび生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790717942
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0331

内容説明

人口減少と高齢化が進む社会で、災害に見舞われた地域は活力をどう取り戻したか。「みんな」(=空気)のチカラを知り、右肩下がりの時代を豊かに生きるための実践的ガイド。20年にわたる実践研究に基づいて、組織と自分を変える新しい方法を提案する。

目次

序章 裸の王さま再考―みんなのグループ・ダイナミックスとは?
第1章 右肩下がりの被災地で復興にのぞむ―新潟県中越地震のエスノグラフィ
第2章 支援がつまずくとき―「めざす」かかわりと「すごす」かかわり
第3章 地域が自ら変わるには?―内発的であるということ
第4章 集団を変化させるには?―みんなの前でことばにする
第5章 見なかったことにしないとすれば?―集合的否認と両論併記
終章 ひとごとからわれわれごと―災間を豊かに生きる

著者等紹介

宮本匠[ミヤモトタクミ]
1984年大阪府生まれ。町工場の横に積みあがる金屑と機械油と田んぼの土のにおいが入り混じった東大阪の空気を吸って育つ。大学時代、古本屋と中古レコード屋を渉猟する毎日から、ひょんなことで新潟の被災地で山菜を探す日々に。すがすがしく今を生きるヤマの人々にすっかり魅せられて、世の中の人が「問題」と考えている見方だけではない「問題」とのつきあい方を被災地や過疎地をフィールドに研究する。博士(人間科学)。大阪大学大学院人間科学研究科准教授。特定非営利活動法人CODE海外災害救助市民センター副代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

57
ずっと前から感じていたことが述べられている。「みんな」という言葉。その後に続く言葉からは、大抵は、極めて狭い範囲のことであることが多い。発言者の周囲の、それも一部の場合が多い。タイトルの言葉は、ずっと考えていたので、少なくとも、そこからは距離を取ろうとしてきた。災間ということ言葉は初見で、なるほどと思う。過疎の2文字は、自分の周りにずっとある。そこに抗おうと考えて取り組んでいて、こころの過疎という言葉が腑に落ちる。人は関係性にあり、双方向。そんな思考を持っているが、背中を押してもらった気分。2025/01/10

Ai

8
課題解決をするためには「ないものねだり」ではなく、「あるものさがし」である。という言葉が非常に刺さった。課題解決のために良かれと思ったことが、当事者の今ある自信や尊厳を傷つけてしまっている。猛省しながら読んだ。2025/03/24

Go Extreme

3
話し合いで変わる認識 人びとの間の「心」 「みんな」「空気」 「できるか」への焦点 「Xがない」問題 「あるもの探し」 言語の水準 身体の水準 否定による反作用 「Xがある」語り口 「過ごす」関わり 根拠なき肯定 語りの困難さ 情報少ない「クロストーク」 断片的な「独り言」 「見て見ぬふり」の「集合的否認」 お金で戻せない「喪失」 三つの「空洞化」 「ある」ことの言語化 物語を介した現実認識2025/05/18

chiro

3
「みんな」がそう言っていると言った時の「みんな」を空気と捉えてその空気をどう変えていくかを被災地のボランティアでの経験から学んだ著者の処方箋。著者が被災地の人にとっての良い意味での部外者であった事が成功の鍵であったが、それもまた著者の人間性によるところが大きいと感じた。そういう意味でのリーダーの必要性は重要な問題だけに特に地域活動でのこうした活動の難しさも感じた。2025/01/08

pippibato

1
在るものに目を向ける。その大切さを災害復興に携わる中で気付き、伝えてくれる一冊。2025/05/18

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