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内容説明
デジタル化と多様化が進むメディア。SNSを介したフェイクニュースやヘイトスピーチの広がり。それでもスマホを手放せない私たち。メディアと社会の今をとらえるとき、「ジェンダー」は最適なレンズとなる。メディア論の基礎をジェンダーの視点から学ぶ、新しい入門書。
目次
序章 ジェンダーの視点からメディア論を学ぶ
第1部 メディアの思想とジェンダー(表現の自由―なぜフェミニズムの議論は表現の自由と緊張関係を持つのか;メディアと公共性―「公共性」未満を押し付けられてきた女性たち;メディアと表象の権力―日常を通じたジェンダーの生産)
第2部 インターネット空間とジェンダー(SNSと政治―デジタル時代の民主主義;巨大IT産業―テクノロジーに潜むジェンダー・バイアス;消費文化とブランド化―ジェンダーを再階層化するランク社会)
第3部 マスメディア、ジャーナリズムとジェンダー(マスメディア―新聞社・放送局の歴史に見るオトコ(会社)同士の絆
ニュースとは―報道が描く女性像
メディアを使う―オーディエンス論から考えるジェンダー・ステレオタイプの影響)
第4部 メディア文化とジェンダー(サブカルチャー論―女性の抵抗文化とエンパワメントの循環;ファンカルチャー論―韓流ブームにみる女性たちのエンパワメント;セクシュアリティとメディア―表象と性をめぐる規範;エスニシティとメディア―ジェンダーとエスニシティが交わる「インターセクショナリティ」から考える;終章 情報化社会とジェンダーの未来)
著者等紹介
林香里[ハヤシカオリ]
東京大学大学院情報学環教授。専門はジャーナリズム・メディア研究
田中東子[タナカトウコ]
東京大学大学院情報学環教授。専門はメディア文化論、カルチュラル・スタディーズ、フェミニズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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