内容説明
手を使うな!前に投げるな!3歩以上歩くな!選手を縛るルールこそが、スポーツを作り上げる。テニス、サッカー、新体操、大相撲からデスマッチまで、最新テクノロジーが勝負を決める時代のスポーツの行方に迫る。
目次
序章 スポーツ、遊び、ゲーム、そしてルール
第1章 すべてのスポーツはゲームである?
第2章 採点競技の地平―もしパフォーマンスがゲームであるなら
第3章 新体操はスポーツである―イデオロギーとしての柔軟性
第4章 新体操は何を競うのか―美をめぐるヘゲモニー闘争
第5章 テクノフィリアの襲来―ゴールを見守るテクノロジー
第6章 サッカーは二度見する―VARと誤審の可能性
第7章 見るテクノロジーと誤審―大相撲という先駆者
第8章 テニスとフェティシズム―間違わないテクノロジーの降臨
第9章 スポーツの彼岸―デスマッチから見る風景
終章 スポーツがテクノロジーを愛しても、テクノロジーがスポーツを愛するわけではない
著者等紹介
柏原全孝[カシハラマサタカ]
1967年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。現在、甲南女子大学人間科学部文化社会学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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