内容説明
生活の主人公になる。答えが一つではない問いに向き合い、対話を重ね、行動する力を子どもたちが身に付けるために、教師は何をすべきなのか。衣食住、家族、保育、消費、環境など生活のあらゆる事象を探究する、現在進行形の家庭科。
目次
プロローグ 生活の変化とこれからの家庭科教育
第1部 家庭科の学びを再考する(家庭科の歴史を振り返る―ジェンダーと教育;生活を問い直す―批判的思考;生活から学びを導く―実践的・体験的活動)
第2部 家庭科の授業をデザインする(授業を構想する―カリキュラム・マネジメント;学びをひらく「教材」を用意する―教科書と教材研究;授業をつくる―指導計画と学習指導案;教室と社会をつなぐ―ゲスト・ティーチャーを招いた授業;学びを評価する―授業の改善)
第3部 現代生活の課題と向き合う(子どもの育ちを支援する―家族の現在;食べることを科学する―子どもの健康と食教育;着ることの文化を表現する―衣生活;まちづくりの主体を育てる―住生活;消費者市民として生きる―消費生活と環境)
エピローグ 学び続ける家庭科教師へ
著者等紹介
堀内かおる[ホリウチカオル]
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程、昭和女子大学大学院生活機構研究科博士後期課程修了。博士(学術)。横浜国立大学教授。専門は家庭科教育学、ジェンダーと教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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