内容説明
教育と社会の新たな関係に向けて―理論的基礎づけ―各領域の研究動向・理論的課題の整理に重点を置き、それを踏まえて、多様化・拡大化するテーマに独自の視点を示す。
目次
序章 教育社会学とは―教育をどうとらえるか
第1章 教育社会学の展開と課題
第2章 欧米における教育社会学の展開―ポストモダニズムの課題を問う
第3章 社会移動と格差社会―後期近代の社会イメージ
第4章 ガバナンスと教育計画―地域の再編と教育行政
第5章 教育現実の言説的構築―教育装置の視点から
第6章 カリキュラムと学力問題―教育改革との関連
第7章 教師という職業―教職の困難さと可能性
第8章 ジェンダー/セクシュアリティと教育―アイデンティティのゆらぎ
第9章 子ども・若者の世界とメディア
第10章 ネットワーク社会と教育
付章 教育社会学の半世紀―回顧と展望
著者等紹介
石戸教嗣[イシドノリツグ]
埼玉大学教授。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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