内容説明
新たな潮流・理論の紹介とともに、国・民族・文化の境界がボーダーレス化・トランスナショナル化・ハイブリッド化してゆく21世紀の観点から捉えなおすアジア系アメリカ文学入門書の決定版。
目次
1 エスニシティから見るアジア系アメリカ文学(日系文学のパイオニアたち―一世文学の誕生;日系アメリカ文学(戦後…本土)―表象としての「マンザナール」をめぐって
日系アメリカ文学(戦後…ハワイ)―「ローカル文学」への道のり ほか)
2 ジャンルの多様性(アジア系アメリカ演劇・パフォーマンス―見えるもの/見えないものを表象する;アジア系アメリカ人の詩―アジアとアメリカ;アジア系アメリカ児童文学―境界線上の子どもたち ほか)
3 パースペクティヴの多様性(アジア系女性作家の作品におけるジェンダー/フェミニズム―M.K.キングストンを中心に;クイア・ポリティックス―性の文化戦略;ディアスポラの女性の自己再生―バーラティ・ムカジーの作品にみるインド出身の女性たち ほか)
著者等紹介
植木照代[ウエキテルヨ]
神戸女子大学名誉教授
山本秀行[ヤマモトヒデユキ]
神戸大学教授
村山瑞穂[ムラヤマミズホ]
愛知県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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