内容説明
生きて働く身体作用を人間の可能性として考察する。生成の社会学=社会学的知識を基盤とする人間学を拓く。
目次
序章 身体が生成するとはどういうことか
1 錯綜する身体のパースペクティブから(生成する身体―錯綜身体・制度身体と拡張身体・浸透身体;スポーツと日常生活にみる滑走感覚 ほか)
2 浸透する身体のパースペクティブから(スポーツする身体とドーピング;引退論序説―「降りること」の困難さについて ほか)
3 リズム論のパースペクティブから(スポーツとリズム―二〇〇二年W杯にみるル・ブルーとセレソン;パフォーマンスとリズム)
4 終章―生成と生命感(「生きる力」について―生活力と生命感の視点から)
著者等紹介
亀山佳明[カメヤマヨシアキ]
1947年、岡山県高梁市に生まれる。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育学博士(京都大学)。現在、龍谷大学社会学部教授。文化社会学、コミュニケーション論、スポーツ社会学、教育社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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