内容説明
英語以外の外国語を勉強しようと思ったら、まずこの本で予習!どんな言葉があるのか。どんなクセがあるのか。どんな難所があるのか。ヨーロッパの言葉を、ひといきに流し読みしましょう。
目次
第1章 ヨーロッパ言語の全体像(言語類型論―言語系統;古典言語 ほか)
第2章 音(母音;子音 ほか)
第3章 文字(ラテン文字;キリル文字 ほか)
第4章 文法―単語の次元(名詞の格変化その1―ラテン語;名詞の格変化その2―古典ギリシア語 ほか)
第5章 文法―文の次元(語順;動詞の時制(過去)―フランス語 ほか)
著者等紹介
浜田邦裕[ハマダクニヒロ]
建築家・評論家。1960年生。東京大学大学院、AAスクール(ロンドン)修了。第11回美術手帖芸術評論入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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np
2
主にインド・ヨーロッパ語族の主要語派の言語を題材にして,音声・音韻,文字,文法項目について概観した書.ほとんどの言語について予備知識がない状態だったため,各言語のぼんやりとしたイメージを得る入門書として読むには丁度いい浅さ,広さだった.ロシア語では形容詞が活用変化する,ドイツ語では動詞が分離する,フランス語では過去形が5種類ある,古典ギリシア語では名詞とともに冠詞も格変化する,…など,いろいろな言語の多様な個性を垣間見られて楽しかった.今後,個々の言語を詳細に学んでいく際の下地になれば幸いである.2013/12/03
hayaok
1
すぐ読めた。分かりやすい。内容をどう活かせばいいんだろう。それがちょっと分からない。でも、ふーんと言いながら楽しく読める。各言語の雰囲気が分かる、かも。ただ、実際に学ぶ言語を迷ってるときはもっと深く知りたくなるだろうと思うので、その目的には不足かも。2010/09/02
ず
0
ハンガリー語は日本語に似てて習得しやすいってどっかで聞いたことあるような気がしたけど、名詞の格変化が17種類ときいただけで敗北感。2011/07/09
未完AAA
0
色々な言語を並べて…というのは面白いのだけど、思っていたよりも内容が薄い?あとそれぞれの言語の例文が少ない。各言語の各文法事項を一発で見比べられるような表とか作ってくれてたら最高だったんだけどなー…自分でやれってか(笑)まぁ読み易いし、色んな言語の雰囲気を知るのにはいいのかも。2010/10/26