内容説明
人と人が出会うこと、関わること、関わらないこと。社会の基礎にあるコミュニケーションについて、ゼロから考えなおしてみよう。わかりやすい解説、豊富な図、くわしい読書案内、親切なエクササイズ―28の講義で何気ない日常の仕組みを解きあかす、究極の入門書。
目次
1 コミュニケーションを考えるための基礎(結合と分離;対面、傍観、覗き ほか)
2 感情とコミュニケーション(顔とからだ;羨望と嫉妬 ほか)
3 文化とコミュニケーション(日本人の人間関係;コミュニティ ほか)
4 メディアとコミュニケーション(メディア;話すことと書くこと ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れどれ
1
広い観点からコミュニケーションを見渡しておりその構造の整理に役立った。歴史を紐解き普遍的な意味合いにも接近しながら、「現代の」「日本における」コミュニケーション論に落とし込んでいる。コミュニティ-都市-文化の線上で群衆、大衆、公衆が分離発生していくくだりが興味深かった。2020/11/19
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1
良書。コミュニケーションという点から社会や文化などにまで割と多方面まで学術的に考えていく一冊。語り口は易しく、それでいて内容はまさしく「大学レベル」といったものになっていて、うまくここから掘り下げて勉強していけばとても深みのある知識に繋がる気がする。逆に言えば、ここに書いてあるものは様々ないわゆる大学生の知識として申し分ないものを基にしているとはいえあくまでも一部分である。しかし前にも書いたが、多方面に渡りきちんと学術的なことが書いてあるので、様々な世界を知るための扉のようなものにもなりうると思う。2013/02/27
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