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出版社内容情報
「社会学するとは何か?」という視座から、日常的なメディア文化を再考し、社会学の実践として提示する。
内容説明
社会学するとは何か―メディアを通して様々な「常識」や「記憶」が創られている。身近な文化現象を、理論/歴史/流行現象の視角から再考し、社会学を「実践」することの面白さと奥深さを開示する。
目次
第1部 視点を変えてみる(スポーツ中継とメディアの媒介性―実況放送の社会学;「見る」とは何か―三つの視覚モード;「任侠映画」と『あしたのジョー』―「男らしさ」のメディア学)
第2部 歴史から現在を考える(『主婦之友』にみる台所と女性―生活空間の意味変容;皇室イメージの戦前と戦後―大衆天皇制の文化社会学;「きょうの料理」にみる「伝統」の創造―テレビとジェンダーの社会学 ほか)
第3部 流行現象を読み解く(メディア遊びとミニFM―マイナーメディアの文化論;「若い女性」の誕生―雑誌が生み出す読者像;『男たちの大和』と「感動」のポリティクス―リアリティのメディア論 ほか)
著者等紹介
高井昌吏[タカイマサシ]
関西大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。現職:早稲田大学文化社会研究所・客員研究員
谷本奈穂[タニモトナホ]
大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了、博士(人間科学)。現職:関西大学総合情報学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
16
「メディア文化」などと言われても具体的なイメージが湧きにくいが、本書で取り上げられている素材は古舘伊知郎、任侠映画と『あしたのジョー』、「きょうの料理」、ミニFMブーム、『スラムダンク』…等々と実に多彩。内容的には素直に感心できるものあり、ちょっとこじつけがすぎるのでは?と感じさせるものあり。いずれにせよ、社会学という学問の活力と間口の広さを感じさせてくれる論集。執筆している6名の研究者は全て学生時代からの友人同士であるらしく、これも珍しいんじゃないかと思う。2025/03/13
まさお
1
切り口を増やしてくれるという意味でおもしろかった。2015/10/04
MasakiZACKY
0
メディアのこういう見方もあるのだなぁ。2014/11/21
わをん
0
事例が最近のことが多く、わかりやすかったです。ミニFMについての章は特に印象に残り、面白く読めました。2011/09/15
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