内容説明
神を無限集合に譬える。無限集合は無限でありながら限界を有する。そのとき神は神でありながら苦しむ。神が人間と共に苦しむことを数学的に弁明する。それが数理神学である。
目次
第1章 序論
第2章 神は誰か
第3章 神の受難
第4章 神の啓示
第5章 無限公理
第6章 完備定理
第7章 等濃定理
第8章 結論
著者等紹介
落合仁司[オチアイヒトシ]
1953年東京都に生まれる。1977年東京大学経済学部卒業。1982年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1983年同志社大学経済学部講師(~85年)。1985年同助教授(~91年)。現在、同教授(91年~)、宗教倫理学会会長・宗教哲学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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