内容説明
“人間の自然本性”と“宗教経験の原点”、この二つの視点が交差する地平に立って著者が提案する新たな生き方と人間観とは?「祈り」という切り口から「人間学」の再構築を試みた注目の書。
目次
第1章 探究の導きの糸
第2章 「生きる」ことと「祈る」こと
第3章 さまざまな祈り
第4章 祈りの理論
第5章 祈りの実践
第6章 祈りの世界観
結びに代えて―「祈りと遺伝子」研究
著者等紹介
棚次正和[タナツグマサカズ]
1949年香川県に生まれる。1973年京都大学文学部哲学科卒業。1979年京都大学大学院文学研究科博士課程(宗教学専攻)単位取得。1992年筑波大学哲学・思想学系助教授(宗教学・比較思想学)。1995年シカゴ大学神学校・高等宗教研究所シニア・フェロー(~96年)。1998年博士(文学)京都大学。1998年筑波大学哲学・思想学系教授(宗教学・比較思想学)(~02年)。現在、京都府立医科大学教授(人文・社会科学教室)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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