内容説明
明治・大正・昭和の時代に、作家、ジャーナリスト、政治家、商人、学者、教育者などに転職した人たちの人間ドラマを再現して、「職業」に悩む現代人に示唆を与えるでしょう。
目次
「職業」は、いま一つの「自画像」―この本の案内として
1 職業と自己本位(最初は怪しい小説家、それから―坪内逍遙;詩を書くことは天職ではない―石川啄木 ほか)
2 転職の思想(自由主義者へのみち―河上肇;「経済学以外の理法」を求めて―柳田国男 ほか)
3 生活は才能の鉱脈(養蚕家からパン屋へ―相馬愛蔵;台所の片隅から自由学園創立者へ―羽仁もと子 ほか)
著者等紹介
池田功[イケダイサオ]
明治大学政治経済学部教授、文学博士
上田博[ウエダヒロシ]
国文学者(明治文芸史)、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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