内容説明
「失われた10年」を経て、若者たちはどう変わったか?規範意識、友人関係、パーソナリティ、ライフスタイル、進路選択、政治的態度、ジェンダーに関する高校生調査の計量分析をとおして、若者たちの意識の変容と現代日本社会のリアリティに迫る。
目次
序章 21世紀の日本社会と高校生
第1章 規範意識は6年間でどう変化したのか―規範への同調性の高まりが意味するもの
第2章 友人関係は希薄化しているのか
第3章 モバイル世代のパーソナリティ―ホット、ウォーム、クール
第4章 地位達成志向の変容
第5章 保守化の趨勢と社会観・政治的態度
第6章 将来設計にみられるジェンダー・トラック
第7章 性別役割分業意識の復活
著者等紹介
友枝敏雄[トモエダトシオ]
1951年熊本県熊本市生まれ。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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