現代若者犯罪史―バブル期後重要事件の歴史的解読

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790713876
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C0036

内容説明

若者の犯罪が映し出すネット社会の病理。秋葉原通り魔事件、会津若松母親殺害事件などの歴史社会学的分析を通して、新自由主義下の病んだ人間と社会の深層を解明する。言葉が生き、心が響き合う社会への道を示唆。

目次

第1章 犯罪の解読と犯罪史の方法
第2章 高度情報社会の若者犯罪―ゲーム型犯罪の構造
第3章 電子ネット社会の若者犯罪
第4章 ネット型犯罪の構造と背景
第5章 ネット裏側に集積する内向性犯罪―いじめ自殺と親殺し
終章 若者犯罪の凶悪化とは何か

著者等紹介

間庭充幸[マニワミツユキ]
1934年群馬県に生まれる。1965年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、広島女子大学、富山大学、静岡大学、大谷大学などの勤務を経て静岡大学名誉教授。専攻は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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若者の犯罪が社会の変化をよく表しているのだと感じた。この本では、主にバブル経済崩壊後の若者犯罪について触れていて、その事件が起こった時代背景(情報化とバブル経済の虚構価値)による社会の閉塞性が若者の犯罪にも影響を与え、社会の鏡になっている面もあるのだと思う。2012/05/31

AiTaka_twi

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★★★☆☆2011/07/12

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