出版社内容情報
ゲーレンの人間学の真髄を明かす名著を、鮮やかな訳文に移した労作。「自分」とは何かを考えるための最も科学的な人間論。
内容説明
自分とは何か?なぜ、人は人殺しをしてはいけないのか?なぜ、社会にノブレス・オブリージュが必要なのか?に答える最も科学的な人間論。
目次
序論(生物学的な特殊問題としての人間;序列図式の否定 ほか)
第1部 形態学から見た人間の特異な位置(器官の原始性;ボルクとその類似の理論 ほか)
第2部 知覚、運動、ことば(相互作用に見られるフィードバック過程;フィードバック過程の発展 ほか)
第3部 衝動法則、人格、精神問題(衝動理論の否定;二つの衝動法則、ヒアトゥス(すき間) ほか)
著者等紹介
ゲーレン,アーノルト[ゲーレン,アーノルト][Gehlen,Arnold]
1904年、著名出版社の経営者の息子としてライプチヒに生れる。1934年、恩師ハンス・ドリーシュの後を受けライプチヒ大学哲学正教授。その後のケーニヒスベルク大学、ヴィーン大学での講義は兵役のためしばしば中断される。1945年、将校としてオーバーシュレージエンで重傷を負う。1947年、フランス占領地区シュパイアー行政大学社会学教授。1962年、アーヘン工科大学に新設の社会学研究所教授。1976年、ハンブルクで没
池井望[イケイノゾム]
1923年、(旧)台湾・台北市に生まれる。1947年、京都大学文学部(旧制)ドイツ文学専攻・卒業。(旧西独)アーヘン工科大学で社会学・人類学をゲーレンに学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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