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宗教多元主義を学ぶ人のために

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  • サイズ B6判/ページ数 306,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790713760
  • NDC分類 161.1
  • Cコード C3314

内容説明

プルーラリズムの時代に宗教はどうあるべきか。宗教理解にはパラダイム変換をもたらし、未来世代には行動指針「アジェンダ21」を提示する宗教多元主義とはどのような思想か。その基本的な考え方をさまざまな角度から検証する。

目次

1 宗教多元主義は宗教をどう捉えるか(現代の要請としての宗教多元主義;宗教多元主義の位相 ほか)
2 宗教多元主義は何でないか(宗教多元主義は日本人の無宗教的現状を肯定するイデオロギーではない;宗教多元主義は宗教を相対化するものではない ほか)
3 宗教多元主義をどう見るか(イスラーム研究から見た宗教多元主義;キリスト教研究から見た宗教多元主義 ほか)
4 宗教多元主義からの「アジェンダ21」(信仰告白;宗教間の対話と共生―エキュメニカルな視座から ほか)
5 宗教多元主義の新しいシナリオ(インターレリジアス・エクスピアリアンスの学;宗教的多元社会の成熟に向けて―多元主義モデルの原理採択 ほか)

著者等紹介

間瀬啓允[マセヒロマサ]
1938年愛知県半田市に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了後、同大学文学部助手・助教授・教授を歴任(同大学名誉教授)。現在、東北公益文科大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ninedune

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宗教多元主義がいう真理へと至る道は全て繋がっているというものは結局どの信仰を選んでも根本は同じであるということで、個々の宗教のアイデンティティが見失われやすいように思う。どの宗教でも救われるなら自分がこの宗教を信仰している理由がなくなるからだ。つまり宗教を「選択」するようになったこの時代、信仰を持つのは個人の嗜好や価値観に大きく依っているのだと言えるかもしれない。2013/04/18

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