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内容説明
戦後日本における新聞用紙割当制度の成立と実体および新興紙の盛衰に着目し、アメリカが日本人に啓蒙しようとした「言論の自由」の本質を実証的に明らかにする。
目次
問題の所在
第1部 新聞用紙をめぐる政治力学―用紙割当制度と新興紙(戦後の新聞用紙割当制度の創設;新聞用紙の割当制度をめぐる政治力学;新興紙の叢生と全国紙;用紙割当制度の矛盾の顕在化;「新聞に関する世論調査」の実施;購読調整の実施とその影響)
第2部 戦後新興紙の盛衰―『中京新聞』の事例(『中京新聞』の創刊;中京新聞社の経営;『中京新聞』の最期)
第3部 占領政策としての用紙割当制度(『アカハタ』と用紙割当;用紙統制撤廃をめぐる政治過程;日本出版協会の事業者団体法違反事件)
結論と今後の課題
著者等紹介
井川充雄[イカワミツオ]
1965年、東京生まれ。1995年、一橋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程単位修得退学。博士(社会学)。現在、立教大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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