内容説明
世界遺産は本当に必要なのか?世界遺産登録は地域に何をもたらしたのか。地域は観光を如何にコントロールすべきなのか。世界遺産都市・麗江の現在を徹底的なフィールドワークで切り取り、地域振興のあるべき方向性を考える。
目次
第1章 はじめに
第2章 世界遺産登録と観光開発
第3章 交易と町並み
第4章 伝統民居とくらし
第5章 民族衣装の新潮流
第6章 民族音楽のゆくえ
第7章 観光産業の創出と文化遺産の継承
著者等紹介
山村高淑[ヤマムラタカヨシ]
北海道大学観光学高等研究センター准教授/1971年生まれ。北海道大学農学部卒業、筑波大学大学院環境科学研究科修士課程、民間企業勤務、北京大学留学を経て東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(博士〔工学〕)。京都嵯峨芸術大学芸術学部専任講師、助教授を経て2007年より現職
張天新[チョウテンシン]
北京大学城市與環境学院城市與区域規劃系副教授/1966年生まれ。清華大学建築学院卒業、北京大学城市與環境学系大学院を経て、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(博士〔工学〕)。北京大学助手、講師を経て2003年より現職
藤木庸介[フジキヨウスケ]
建築家・京都嵯峨芸術大学芸術学部観光デザイン学科准教授/1968年生まれ。京都精華大学美術学部建築分野卒業、シュテーデル・シューレ・フランクフルトを経てイーストロンドン大学大学院修了(修士(芸術)/M.Arts)。和歌山大学システム工学部助手等を経て現職、ならびに遊工舎一級建築士事務所代表。一級建築士
絹巻豊[キヌマキユタカ]
写真家・絹巻豊写真事務所主宰/1945年生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。主に建築写真を専門に活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。