内容説明
全国統一的な改革のイメージは合衆国における社会改革を見る上で誤った前提条件を与えかねない。連邦制が人々の意識や行動にどのような影響を与えているのか、児童労働規制を通じて論じる。
目次
第1章 児童労働の地域的多様性
第2章 二元的連邦制とナショナルな悪
第3章 全国児童労働委員会の活動
第4章 統一的規制と連邦規制
第5章 二元的連邦制と児童の保護
終わりに 他州の「悪」の是正?
著者等紹介
平体由美[ヒラタイユミ]
1966年生まれ。1998年国際基督教大学大学院行政学研究科修了。学術博士。札幌学院大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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