内容説明
先住民の知。それはどのように生成・再生産され、どのような社会状況を導くのか?白人学者を排除し、人類学と競合するマオリ学。分離主義的イデオロギーを子どもたちの身体に刻むマオリ小学校…今日の先住民の知と社会をめぐる動態を探る。
目次
第1章 序論
第2章 構造的変動の歴史とマオリ個別の知の発現
第3章 原住民学校からマオリ個別の教育へ
第4章 マオリ個別の教育:クラ=カウパパ
第5章 マオリ個別の学:マオリ学
第6章 人類学とマオリ、マオリ学
第7章 マオリ個別の知をめぐる言明と実践
第8章 結論
付論
資料
著者等紹介
伊藤泰信[イトウヤスノブ]
1970年生まれ。北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)知識科学研究科助教授。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程単位修得。博士(比較社会文化)。2005年より現職。専攻は文化人類学・知識社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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