内容説明
英語の中の格と態をめぐって、認知言語学の視点に立って構文のつながり・関係を人間の事態への捉え方から追求することで、英語全体の構図が明らかになる。この英語表現の認知的理解は、言語学においては言うに及ば 言語表現にも貢献するものである。
目次
第1章 受動構文は何故使われるのか
第2章 自動詞と他動詞の区別は必要か
第3章 中間構文は受動か能動か
第4章 能格性は英語にあるのか
第5章 中間構文は能格構文・再帰構文とどうちがうのか
第6章 言語有現と概念的距離は関係するのか
第7章 英語に句動詞は何故必要か
著者等紹介
二枝美津子[ニエダミツコ]
大阪府出身。英語学・言語学・認知言語学専攻。文学修士。津田塾大学卒業、津田塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。京都教育大学教育学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- アルバトロス・ビュー No.778