Sekaishiso seminar
文学の植民地主義―近代朝鮮の風景と記憶

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790711582
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C3390

内容説明

刻印された韓国・朝鮮の原風景。

目次

第1章 恋愛と結婚の植民地主義(恋愛と結婚の文化主義;日本女性に向かう欲望;内鮮結婚の内面心理)
第2章 植民地の言語空間(朝鮮の作家と日本語;なぜ日本語で書くのか;『キング』と朝鮮の作家)
第3章 植民地体験の表象(“娼婦”と“虎”の朝鮮表象―中島敦;衛生兵の朝鮮体験―松本清張;「族譜」の精神性―梶山季之)
第4章 植民地主義の政治性(翻案『雪中梅』の政治的現実;慶州と奈良のあいだ;「呉鳳伝説」の朝鮮的受容;文学研究の政治性と計略性)

著者等紹介

南富鎭[ナンブジン]
1961年韓国醴泉生まれ。慶北大学校国語国文学科卒業。1990年日本文部省国費留学生として来日。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程修了。博士(学術)。静岡大学人文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ruri

0
この中に韓国併合期にかかれた作品、日本の近代文学に魅了されて書かれた作品、日本人と朝鮮人のかかわりあいを描いた作品など、興味を抱き、手に取り読みたいと感じさせる文献がいくつも出てきた。 在日作家の書く日本語の小説は遠回しの口説い表現がないストレートに言葉が胸に突き刺さるので 気になり始めてる。 なにも知らないと恐れになる。自分の国を知る 相手の国を知ることで 無知に相手を攻撃することは避けたい。 韓国って気になる国なんだ。やっぱりね。2016/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1882977
  • ご注意事項