立身出世主義―近代日本のロマンと欲望 (増補版)

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790711148
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C1037

内容説明

NHK人間大学のテキストをベースに、苦学出世の時代から現代の受験世界までについてまとめられた好評著作の増補版。

目次

立身出世主義と社会ダーウィニズム
勉強・遊学・書生
受験生という装置
学歴貴族の世界
学士「三四郎」の実人生
田舎青年の煩悶
苦学力行と錦衣還郷
たたき上げと学校出の確執
受験家族と新高等遊民の誕生
ささやかな出世と癒しの文化
物語の終焉
欲望なき競争とそのゆくえ

著者等紹介

竹内洋[タケウチヨウ]
1942年(昭和17年)、新潟県に生まれる。京都大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程修了、関西大学社会学部教授、京都大学教育学部教授を経て、同大学大学院教育学研究科教授。放送大学客員教授。専攻・教育社会学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のん

1
本書の筆者の著書である『教養主義の没落』『学歴貴族の栄光と挫折』などを読んだことがあったため、本書も読んでみた。明治から戦後にかけての学歴社会と立身出世についてを描く。田山花袋の『田舎教師』を読んでみたくなった。2020/10/25

ぽん教授(非実在系)

1
近代日本を覆った立身出世主義の光と闇についての解説。いろいろだめなところはあったけども人々を覆いに魅了した立身出世主義の良い部分を残していこうと主張する著者はノスタルジックだが気持ちは大いにわかる。2015/07/24

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