内容説明
似ているようでどこか違う日本人と韓国人―在韓十余年の日本人日本語教師が、体験に基づきながら、社会言語学的観点から日本と韓国のことばと文化の違いを語る。
目次
第1部 ことばと言語行動(機能面から見た言語行動の日韓比較;ことばを超えてモノをいう、非言語行動の日韓比較;「ことばづかい」と「ことばのイメージ」)
第2部 日韓の文化(暮らしてわかる韓国;韓国の大学生)
著者等紹介
斉藤明美[サイトウアケミ]
駒沢大学大学院人文科学研究科博士課程(国語学)単位取得満期退学(韓国)漢陽大学大学院日本語日本文学科博士課程(日・韓対照言語学)修了ソウル大学言語学科客員研究教授(文学博士)。(韓国)翰林大学日本学科教授、翰林国際大学院大学日本学科長
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感想・レビュー
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編集長
5
気軽に読める比較文化エッセイ。読む前より読んだあとのほうが韓国が好きになる。著者は韓国の大学で日本語・日本文化を教える教授(出版は2005年)。こういう本を読むと、隣の国どうし、仲良くできないはずがないと思わされます。2015/10/28
くろみ
3
もともと韓国に興味があったのですが、もっともっと韓国のことが好きになりました。「ケンチャナヨ(大丈夫だよ)」の言葉に込められた気持ち。心があったかくなります(^^)2011/12/19
tomoz
1
★★★★☆韓国で日本語教師として長年教えてきた著者が、言葉や文化の面から日韓比較を行う。個人的には、韓国の大学生についてが面白かった。 自分が韓国人の子と仲良くなって、漠然と感じてた違いが、個人的なものではなくて、実際に韓国人と日本人、韓国語と日本語全般に言えるものだと分かった。例えば、韓国人の方が人との距離が近いな、と感じていたが、それが実際の研究によって示されていて、納得のいく比較がされていた。 日本と最も近く、言語的にも似ていると言われる韓国だけど、文化面や人との関わり方などが違うのが面白い!2013/09/15
ReadingYear
0
아는 것들이 많았지만 모르는 것도 있고 재미있게 잘 읽었어요^^2010/03/10