内容説明
女性の自己実現が今よりもずっと難しかった時代に、「わたし」らしく懸命に生きた女たちがいた。すばらしい出会いを力に、逆風のなかで新しい時代を切り拓いた女性たちのライフストーリー。
目次
第1章 芸術を生きた女たち―草間弥生/オノヨーコ/小倉遊亀/三岸節子
第2章 女性の権利獲得のために闘った女たち―岸田俊子/福田英子/市川房枝/ベアテ・シロタ・ゴードン
第3章 働く女たち―山本和子/小篠綾子/山内みな
第4章 スポーツと女性―人見絹枝
第5章 女子高等教育に尽くす―津田梅子
第6章 廃娼運動を担った女たち―久布白落実/矢島楫子
第7章 医学を志した女たち―荻野吟子/吉岡弥生
第8章 女と女の関係―尾竹紅吉/平塚らいてう/湯浅芳子/宮本百合子
第9章 座談会 女の自伝や伝記の楽しさ―出会いの場として
著者等紹介
楠瀬佳子[クスノセケイコ]
1945年生まれ。アフリカの女性文学や開発と言語の問題に関心を持つ。1976年にアフリカ文学研究会を創設、現在は京都精華大学で教える
三木草子[ミキソウコ]
1943年生まれ。1970年よりリブ運動に参加。1972年から1988年までミニコミ「女から女たちへ」を共同発行。1973年、雑誌『女・エロス』創刊に参加。失われているリブの記録を残そうと友人と『資料日本ウーマン・リブ史』全3巻(松香堂、1995年)を編集。アフリカ系アメリカ人の音楽を研究テーマとしてきたが、現在は「女性解放運動の中の音楽」を研究中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 魔導の系譜【分冊版】(15) ブレイド…
-
- 和書
- 青い目の人形の物語